背広の人

うつ病の治療を助けてくれる病院の存在【上手に病気と付き合う方法】

認識を深めよう

レディ

病気の広がりを認知する

教員がうつ病を始めとする精神疾患になって休職している率が、過去最高の割合だということがニュースで話題になったのは耳新しいです。教職員だからこそ確定した数が出せているのですが、これが一般企業になると退職する人も多く、しかもその理由も判然としないままになってしまうことがあります。そのため、精神疾患にかかって仕事をお休みしているという人は潜在的な数を含めると膨大な数になってくるといえるでしょう。うつ病になるとどんな症状が出るのか、仕事にどういった影響が出るのかなど、社会的にも認知が広がっていくことが求められているのです。一時期、間違った認識が社会に広がったことがありました。それは、うつ病になると治らないのではないか、入院させられてしまうのではないかというものです。確かに、19世紀までは精神医学の研究が進んでいないということもあり、精神病院に入院したまま長い間経過してしまうということも少なくありませんでした。しかし今ではそういったことはなく、有効な治療法も見つけ出されたためうつ病は完治できる病気となっています。そのため、気軽に病院を訪ねて治療を始めることが大切です。周囲の人も、治療についての認識や、接し方について勉強していきましょう。

種類があることを覚えよう

ではうつ病のことについてですが、実は様々な種類があるので、勘違いしている人も多いです。まず、精神的な病気であるため、体調不良などは関係ないという人も多いですがそれは違います。精神的な疾患は行動に現れるので、そういった理解をしている人は多いのですが、「身体がだるい」「腰痛がある」という症状が出るということはなかなか理解できない場合があるのです。腰痛があるからといって整形外科に行っても、なんの問題もないので「詐病」と言われてしまう人もいます。そうなると「何の問題もないんだから頑張らなきゃ」と本人が思ってしまったり、家族や周囲の人もその価値観を押し付けてしまうことがあったりするのです。また、うつ病の典型的な症状を知っているという人にも陥りがちな間違いがあります。それは、典型的な症状に当てはまらないからといって、「この人・私はうつ病ではない」と断定してしまうことです。例えば、病気は何週間も症状が続いたり、特定の症状にかかったりします。それにあてはまらないのが非定型や仮面型に分類されるうつ病なのです。非定型の場合、気分の落ち込みや興味の喪失が継続的ではなく散発するという特徴があります。そのため、「あのときは気分が落ち込んでいたけれど、今は大丈夫だから問題ないだろう」ということで見逃されてしまうことがあるのです。また、仮面型は精神的な症状が表に出てこないのが特徴です。このため仮面をかぶっているうつ病と呼ばれているのです。身体に現れる症状が強いので、心身の両方を治療することができる心療内科で治療をした方が良いでしょう。もちろん、仮面型でも精神的な症状が出てくることがあるので、自己判断は禁物です。